製造の大井です。
子どもの頃、「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」など宇宙を駆け巡る冒険物語に夢中になったとこを思い出します。
宇宙好きはその頃から始まっていたのでしょう。
そんな私は鹿児島に行く機会がよくあるのですが、鹿児島にはJAXAの2つのロケット打ち上げ基地があります。
鹿児島本土に「内之浦宇宙空間観測所」、種子島に「種子島宇宙センター」
これらの施設は無料で見学ができ、宇宙好きにはたまらない展示物がたくさんあります。
もちろん私は2つとも網羅しております!多くの見学者、宇宙好きな子ども達がたくさん見られました。
その種子島から新型の「H3ロケット」が今年度中に打ち上がる見通しがたちました。
不具合が見つかっていたエンジン改良の目処がたちやっとその時が来そうです。
現在の「H2Aロケット」の推進力に比べ1.4倍になり、打ち上げ費用は約半分に、衛星打ち上げの受注増を狙います。
NASA主導で「アルテミス計画」という新たな月有人探査計画でもH3は物資輸送などで活躍が期待されています。
夜間種子島からロケットが打ち上ると鹿児島市内からもオレンジ色の「光」がみられるそうです。
私はまだ見ていません、これは私の「夢」の一つです!!!
(左上)種子島 マップ
(右上)建屋と発射台
(左下)打ち上げられなかったHⅡ本物
(右下)大勢の見学ツアー客
↑ 食べました
(左)意外とラフ?な配管、配線類
(中)左からHⅡA HⅡB 内之浦で打ち上げるイプシロンロケット イプシロンはHⅡの補助ロケットベース
(右)待望のHⅢロケット
一方、アメリカとロシアが主導して地球の周りを高度約400㎞、秒速約8㎞で飛行している国際宇宙ステーション(ISS)は、昨今のウクライナ情勢で存続の危機にあります。
ロシアと20年来の協力関係が揺らいでしまい、計画よりも早く破棄されてしまう可能性が出てしまいました。
仕事中、夕方にISSの通過を観られた方(強制的に私が外へ誘って)も多いと思います。
↑ サッカーグランド位の大きさの国際宇宙ステーション(ISS)
あの「光」が観られなくなる日は近いのかもしれません…
30年前にスペースシャトルに搭乗した毛利衛さんは帰還後に、「地球は一つ。国境は見えない」と語っていました。
宇宙開発を巡っては国同士が対立する舞台ではなく、いつの時代も子ども達の「夢」を育む場であって欲しいと思いました。