製造部の大井です。
30年ほど前のこと、熊本のどこかで「とうふのみそづけ」というものを食べている人を見かけました。
↑記憶では、このような普通の豆腐パッケージに入った茶色くて柔らかいそれ!(あきらかに豆腐ではない)を箸でチビチビすくってご飯のお供として美味しそうに食べていました。
時は流れ、熊本の友人にそのことを話した際、「知らない」とのこと、、、
あれは何だったのだろう!?
また時は流れ、最近になって熊本のお土産屋さんで
↑見つけました!
即買いし、早速パッケージを開けました。
硬い、、、なんか違う。味はチーズの様なさつま揚げの様な食感!?
それ!とはたぶん違う。
調べたところ、源氏との戦いに敗れた平家の落武者が肥後連山の麓に隠れ住んでいた約800年前!に、豆腐に含まれるたんぱく質を保存するために生み出されたようなのです!
歴史!郷土料理としていくつか存在するようです。
これは探すしかない!『豆腐の味噌漬け』を探す旅に出ました!
妻が住む鹿児島市を出発→八代市方面へ→道の駅阿久根(距離63キロ)→八代よかとこ物産館(81キロ)→フードプラザにしだ日置店(1.5キロ)→道の駅 東陽(6.6キロ)、ここでやっと似たような豆腐の味噌漬けを発見、思い切って店員さんに情報を求めると人吉市の「いつきや」さんという豆腐店にあるよと教えていただきました!!!
人吉方面へハンドルを握る手が躍る!
到着(52キロ)。
どうやらこのお店、人吉市よりもっと山奥の球磨郡五木村という場所にある「五木屋本舗」という老舗豆腐店の支店でしたが、たくさんの種類の豆腐やそれ!らがありました。
そして、パッケージこそ違いましたが
ありました!!!
味ですが、商品名に「山うにとうふ」とあるように、ウニのような、味噌のようなしょっぱい感じ。まったりなめらかな食感。白ごはんと一緒に!
30年越しの味「うーん、こんな味だったのか!」大満足!
総走行距離250キロ、7時間の旅となりました!
この豆腐の味噌漬け、アレンジレシピがたくさんあり、サラダ、野菜スティック、パスタなどで美味しく食べるようです。
食べ方を模索しようと思います。
五木屋本舗
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