製造部の 杉山ひ です。
小学生の頃からプラモデル等、作ることが好きだった杉山少年は、
中学生の頃に興味をもった工作がありました。
タミヤの「楽しい工作シリーズ・ショベルドーザー基本工作セット」です。
有線リモコン操作で3つのモーターを駆動させて、ショベルドーザーの前進、後進、右旋回、左旋回、
バケットの上下をコントロールします。
当時は今のように安価にラジコンを買うことはできず、有線リモコンとは言え、
自分の操作で動かせる模型に大変興味を惹かれました。
大人になり、ラジコンを購入できるようになってからは、あまり意識をしていなかったのですが、
小さなモーター駆動であればラジコン化できるシステムを見つけてから、
「ショベルドーザー基本工作セット」が気になり始めました。
「あのショベルドーザーをラジコンで動かせたら!」
杉山少年の憧れが現代に蘇る!!!と思ったのも束の間・・・
残念ながら現在は販売しておらず手に入れることが難しくなっています。
あきらめかけた時に、各ユニットの部品は買えることが判明し、色々調べました。
主要部品の駆動ユニットは購入できそうだったので、検討してみました。
概略イメージは手書きで構想しましたが、CADで設計してみました。
概略構想では気が付かなかった干渉制約や、各ユニットの配置スペース、バケットの
上下のクランク機構等、CADならではの検討が簡単にできました。
改めてCADの便利さを体験できました。
現時点では、作図と部品購入まで済ませていますが、製作についてはこれからです。
息子の夏休みの自由工作と一緒に作ろうかと検討中です。
完成したショベルドーザーは、またの機会に紹介したいと思います。