購買部の髙橋です。
今年最後のブログになりました。
冬至の話を書こうと思います。
今年の冬至は12月22日(金)でしたね。
私が静岡に嫁いでから、毎年冬至の2日前になると、実家の母から柚子湯のための柚子が送られてきます。
もちろん、静岡のスーパーでも購入できます。
「寒くなってきたから、風邪を引かないように。
あなたは、忙しいと行事の大切さを忘れるから。
日本には四季があって、折角その時期に合った行事があるのだから。
子供達にも伝承して行きなさい」
という母からのメッセージです。
今年は、娘が高校受験で、年末年始恒例の埼玉への里帰りをやめたので、
「毎年バァバと娘は年末から2人でお節料理作ってたなぁ。今年は無しかぁ」
と思っていたら、母が「寂しいオーラ」全開で、合格祈願のお札やら、
年始のご馳走やらを柚子と共に送ってくれました。
↑柚子が湯の中で分解して汚くならないよう、袋縫してあります。母、マメです。
小さい頃から、子供達は「バァバの柚子湯」と言って喜んでいます。
柚子の香りの湯気が、何ともリラックスできるひとときです。
冬至の日にお風呂に入れる柚子には、ビタミンCが豊富で、
「風邪を引かないで冬を過ごせる」という言い伝えは有名ですが、
冬至の日に柚子湯に入る行為事体が
「邪気払い。太陽が生まれ変わって、長年の努力が実る」
という願いもこめられているそうです。
我が家の受験生(娘)は、柚子を持ってお風呂に入ろうとしている私を追い越して、
「私が入る予定だから!」
と柚子を奪って柚子湯に入って行きました。。。
こんな暴君にも、サクラが咲きますように‥。
全国の受験生達が、体調を壊さずに本番に臨めますように‥。