2021年03月

春が来ました

お久しぶりです。
機械設計課 田代です。
 
ついこの間投稿したと思っていたブログですが、
気づいてみれば、もう持ち回りが巡ってまいりました。
月日が経つのは早いものです。

かくいう私の娘も今年幼稚園の課程を修了する事となりました。
ついこの間、人生2回目の卒園式に参列して参りました。
上の子(息子)の時は、初めてという事もあり、感慨にふける余裕がなかったと。
今となっては思うところがございます。
 
皆さんも、そのような経験ございませんでしょうか。
 
娘が入園した頃に、園長の世代交代があり、
現理事長の息子様が園長となった記憶がございます。
 
事あるイベントで『園長先生のお話コーナー』があるかと思いますが、
新任の園長がお話されている光景は、緊張とたどたどしさがあり、
わが身の事の様に緊張して聞いていた覚えがあります。
 
娘が入園し3年が経ち、式典中園児が一人一人卒園証書を
園長先生から手渡しされる際、『おめでとう!がんばってね!』と、
園児一人一人に力強くお声がけしてくれている園長先生と、
『はい!』と元気よく返事をしている園児たちを拝見し、
園長先生の貫禄の様なものを感じました。
 
園長先生と園児たちのお姿を目の当たりにして、
自分は、この3年でどの程度成長したのだろうと、
自分に問い、自身の成長を確認している自分がおりました。
 
毎年、自分の目標に対しての自己評価はしているつもりでおりますが、
いざ人の成長を目にした際は、グッときてしまいます。
 
ここ数年は、涙もろくなる一方で仕方ありません。
子供たちは日に日に成長し、どんどん親から離れていってしまいます。。
 
 
桜舞い散るこの季節、涙無くしては語れない事がたくさんあるかと
思いますが、皆さんも思い出をしっかりと心と記憶に刻み、
将来良い思い出に浸り、酒のつまみにできるよう
自分の成長にも貪欲に過ごしたいと思います。
 
 
ではまた!

防災に思うこと

電気設計課の原川です。

今年で東日本大震災から10年たちました。

日ごろから備えを意識したいところですが、なかなか難しいです。
それでも日常的に使用しているものでちょっとだけ意識しているものもあります。
例えばカセットコンロでしょうか。
お湯も沸かせますし、冷凍食品も湯煎で食べることもできます。

 

冬は鍋で大活躍、夏は;;;;;

 

保存食は乾燥しているものが多いので、コーヒーなど飲みたくなることも多いです。
勿論カセットボンベは必要以上にストックしています。

後、車のガソリンはなるべく満タンにしています。
USB機器の充電ができますし、ガソリンスタンドが復旧するのに日にちが掛かっていたようですから。

 

 

キャンプはやらないのですがなぜか持っていました

 

電気がないと、夜が大変ですので明かり関係も用意しています。
最近ではLED照明とごみ袋で比較的明るくなるようですが、トイレなどに持ち運ぶのは大変です。
懐中電灯でも良いのですが、私は電池式のランタンタイプを使用しています。
フックも付いていて停電の時は助かっています。

 人により考え方は様々ですが、防災といっても改めて準備するのは意外と大変ですので日常の中で少し余分に用意するようにしてみてはいかがでしょう。

果物

営業部芹澤です。

突然ですが、こちらは何だと思いますか?
ヒントはタイトルです。

 








正解は・・・

「メー」です。


「メー」と言われても、ほとんどの方はピンときていないと思います。
これはベトナム実習生のフォンさんが
日本にあるベトナム食材店で購入し持ってきてくれたものです。

ベトナムでは Me(メー)と呼ばれているそうですが、
日本ではタマリンド、チョウセンモダマ、インディアンデーツ等と呼ばれています。


タマリンドはアフリカ熱帯地方が原産で
マメ科のフルーツらしいのですが
日本人にはちょっと馴染みの薄いトロピカルフルーツです。

タマリンドにも様々な種類があるようで、
生の実のまま食べることもできますが、
市場では乾燥されドライフルーツになったタマリンドが
販売されていて、生で流通されることはあまりないそうです。

 


(画像借り物)
↑これが生のタマリンドです。


フォンさんが持ってきてくれたものは
タマリンドの中でも甘みが強く「スイートタマリンド」と
呼ばれている種類でフォンさんは大好きなんだそうです。

 

 

大きさは7~17cmくらいでかたい殻に覆われていました。

落花生のような感じです。

殻を割ると黒褐色の果肉が出てきます。

 

 


(画像借り物)

スジの部分は食べられないので取り除き、節ごと食べます。
中身はほとんど種で、種は食べられないので出します。

硬いのかと思いましたが、ねっとりとして甘く
少し梅干を加えたようなプルーンのような不思議な味でした。


ドライフルーツ、菓子、ジュース、シロップ、ジャムなどに加工され、
カレーや炒め物の調味料としても使われていて
日本でもウスターソースに入っていることもあるそうです。

そして、
古くから民間療法としても使われているほど
美容健康にいいフルーツで

便秘解消
疲労回復
生活習慣予防
アンチエイジング
整腸作用
血行促進
免疫力の増加
しみやそばかす、くすみを改善
ピーリング作用
がん予防
糖尿病の予防
動脈硬化の予防
食欲抑制
コレステロールの低下
新陳代謝の増加

などに効果があると言われているらしいです。

日本では、なかなか売ってないそうなので
教えてくれたフォンさんに感謝です。

ごちそうさまでした。

ムーミン展

購買部高橋です。

静岡県立美術館で、現在「ムーミン展」が開催されています。
原画が見られるとのことで、絵を描くことが大好きな娘を誘って、行ってきました。

 


 

コロナ禍で外出自粛の毎日ですが、この日は凄い嵐になったので、美術館に来る人もいないだろうと、この日をあえて選択。
しかも絵画鑑賞なら、話もしないので、感染対策をして、いざ出発!

 

 


入口で検温(寒すぎて、私も娘も35.7°)し、中では入場者同士、2メートルのソーシャルディスタンスを保って、一列に並んでジリジリ動きます。
サインペンだけで描かれた原画は、一本一本の線に全く無駄がなく、活き活きとしたムーミン達が描かれていました。



 



美術館といえば、私の場合、ザーッと観ながら歩いて、終わりにしてしまうのですが、娘は、1枚1枚をじっと見つめて、

「私が描いたら、ただの沢山の線の集まりで、何が描いてあるか分からなくなっちゃうだろうに、この作者が描くと、まるで動き出しそう。
しかも、他のどのキャラクターとも似てない。こんな、自分にしか作れないキャラクターを、どうやったら描けるんだろう」

と溜め息をつきながら見とれていました。

 


 

 

この展覧会では、ムーミン以外の作品も展示されていて、作者のトーベ・ヤンソンの人生と共に紹介されています。
トーベは、その生涯をかけて、たくさんの芸術的な作品を生み出しましたが、そこには彼女が愛したフィンランドの大自然や、
家族達が明示的にも暗示的にも多大な影響を与えているということが良く分かりました。


トーベが童話作家、画家、風刺画のイラストレーターという多くの顔を持っていたことも初めて知りましたし、
自分のメッセージを世界中に発信する中でも、製作活動と家族と自分の人生を、うまくバランスをとっていたんだということに驚きました。

娘の真剣な横顔を見ながら「大好きな絵が、娘の人生にずっと寄り添ってくれますように」と祈らずにはいられませんでした。

帰ってきた娘の部屋には、ムーミンコーナーができあがりました。

 

 

本当の目的は、グッズ集めだったんじゃないか、と半ば疑いました。笑
好きなものに夢中になる感性をずっと大切にして欲しいと思った1日でした。